ヨギプロダクション・劇団め組のある、吉祥寺の魅力をYOGIDASならではのこだわり(独断と偏見)の視点で徹底解明?してしまおう!という“日本初”ドキュメンタリー系ブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ねこはどうしてわがままか?
「ねこはどうしてわがままか?、目からウロコの新体験」
2009020501
 友人に「著者から贈呈された本が、とても面白かったから、ぜひ読んでみて!」と勧められたのは「ねこはどうしてわがままか」という本でした。タイトルからしてネコ好きな人にはそそられるものがありますよね。しかし、この本は、ネコを見ると「カワイイ~(^^♪」といわずにはいられないネコ大好きな人を喜ばせるタイプのよくある“ネコ本“とは全く違います。
 ですから、ネコをめぐる“感動ばなし”を期待して読むとちょっと期待外れかも。この本の作者は、日高敏隆さんという動物行動学の世界的権威として知られる方で、東大理学部の動物学科を卒業した後、東京農工大の教授になり、その後、京大の教授になり(現在は京大名誉教授)、さらに最近では、滋賀大の学長を務めあげたという方なのです。先生は、ローレンツの「ソロモンの指輪」や「人、犬に会う」を翻訳したことでもよく知られています。  
 この本を勧めてくれた友人によると、日高先生はその昔、吉祥寺のハモニカ横丁に夜な夜な出没して、居酒屋のカウンターでグラスを傾けながら、動物の交尾行動と人間の男女の恋愛行動を対比しては「面白おかしい話を聞かせてくれた」のだそうです。日高先生は、大学の先生然としたところがなく、とても気さくでフレンドリーな方で、行きつけの居酒屋では当時、先生の話が聞きたくて店に通う人たちもかなり多かったそうです。
 この本を読み進んで行くと、恋愛の真っ只中にある人間の男女の不可解な行動が、虫や動物たちの“生きて子孫を残すためにやっている行動”とが、見事に重なってしまう事実が淡々と語られていて「へぇ~そうだったんだ(*^^)v」と思わず膝を叩きたくなるような場面に何度も出くわします。
 そして、読み終わると「人間って結構かわいい動物なんだ~♪」と、心が少しばかり広くなったような気がしてきますから不思議です。
 人間も動物も虫も、種族保存本能という視点から見ると“大差ない!”と知ることができたのは、これまでにない新鮮で貴重な体験でした。
2009020502
新潮文庫「ねこはどうしてわがままか」
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。